30歳。2人の子持ち親父の育児・仕事日記

30代中盤男性の育児日記です。共働き、男の子2人の4人家族。育児について、仕事について、お金についてを徒然なるままに。

都市か田舎か。住みやすいのはどっち?

最近、こんな記事を読みました。

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私は生まれも育ちも東京育ち。海外で1ヶ月ほど過ごしたことはありますが、ずっと東京です。地方には住んだことありません。

ので、私の結論は「都市」に住んだほうがいいです。当然。

 

でも田舎暮らしに憧れたことがないわけじゃありません。でも、しなかった。その理由をいくつか書いていきます。

 

近所の人と家族みたいに仲良くなれる→閉鎖されたコミュニティー

上の記事で一番問題となるのがこの部分です。都会にも田舎にも嫌なやつはいます。人が集まれば「いじめ」「仲間はずれ」はあります。大人なんだからやめろよとは思いますが、あるんだから仕方ない。都会と田舎もおんなじ。でも、都会には別のコミュニティに逃げるという選択肢があります。学校で悩んでいたら、サークルがある。会社で悩んでいたら転職したり、専門学校に行ったっていい。そこで新しい仲間と会話するだけでかなり救われます。実際に出来る出来ないだけじゃなく、選択肢としてあるのが重要。田舎はこの選択肢が限られてしまいます。

 

SNSで誰とでも繋がれるから田舎で大丈夫!→身体的な繋がりは限られる

SNSで誰とでも繋がれる。Skypeで顔を見て話せる。Amazonで好きなものを買える。→もう都市じゃなくていいんじゃね?

これは良く聞かれる田舎暮らしをする理由。確かにこれはその通りなんですが、人は思っている以上に、会って話をすることが重要。体を同じ空間に共有出来ていないかぎり、そこには共感や理解が生まれづらいものなんです。よくノウハウ本なんかで「会議を短くしよう」とかってありますよね。でも、「会議を無くそう」ってのは少ないんです。それは短時間でも会って話すことが重要だから。

超優秀な人は実際に人と会わずに仕事も出来るかもしれませんね。なぜなら彼らは指示を出せばいいだけだから。私たち凡人の力なんてたかがしれてます。だったら、それをどう増やすか。掛け算をどこで起こすか。「会って掛け算」が一番簡単でスムーズなはず。

 

自然がいっぱいでのんびり!→東京にも自然はあります。

ま、のんびりはその通りかな。実際、東京のペースは早いです。歩くスピードもそうだし、電車が来る感覚もそうだし…表現するのは難しいんですが、街のスピードが早いんですよ。これについていけないと言って地元に帰っていった友人は多いです。こればっかりは仕方ないですね。

でも、東京って実は自然が多いんですよ。もちろん、大自然じゃないんですが、前も書いた通り建物の何%かは緑地化が決められています。さらに農薬を使っていない植物ばかり。田舎の植物より東京のほうが自然に近いなんて指摘もあるようです。

もちろん、山や川の大自然ってわけじゃないですけど、地域を選べば十分自然を感じられるはず。

余談ですが、大阪の友人が東京に住んで一番初めに思ったのが自然が多いってことでした。確かに大阪は少ない…

 

最後に…スマートシティ化に向け都市集中はやむなしなのでは?

こんど、ちゃんとした記事で書きたいと思っています。私は地方創生には疑問を持っています。人がどんどん少なくなる中で、10人とか20人が住む集落を莫大なお金をかけて維持している余裕があるのだろうか。その人達には都市(といっても地方都市やその市で一番大きなところ)に移ってもらった方がいいじゃないか。そう考えています。

もちろん、私が考えた話じゃなくて色んな人が言ってることなんですよ。だから、この流れは止められないのではないかと思うのです。

誰もが都市に住む時代はそう遠くないんじゃないかな。