30歳。2人の子持ち親父の育児・仕事日記

30代中盤男性の育児日記です。共働き、男の子2人の4人家族。育児について、仕事について、お金についてを徒然なるままに。

「労働者のための漫画の書き方教室」を読んで

という本と読みました。最近、読む本読む本が本当に面白くて嬉しい。ハズレばっかりの時ってあるよねぇ何読んでも面白くないって時。自分のテンションもあるんでしょうけど、単純に本運悪い時ってあるんですよ。一つは自分の力量以上のものに手を出したってことなんでしょうが。

 

「労働者のための漫画の書き方教室」

凄まじく良い本で、このタイミングで読めたことがありがたい。

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簡単に説明といっても「労働者のための漫画の書き方教室」以上に言いようがないのですが、労働者はなぜ、漫画を書くべきなのかを説いた本。漫画家になりたいとか、これで一儲けしたいなんて人は読んじゃダメです。あくまで本業があって働きながら表現をする意味がある。ということです。

 

ジョブとワークという概念。

  • ジョブ職業としての仕事。お金を稼ぎ、生活をするための仕事。
  • ワーク人生において、自分のためにする仕事。趣味とかなり近い。

です。ワークを趣味と近いと書いたのは同義ではないという意味。私の定義ではワークは生産、趣味は消費かな。写真を撮るだけなら趣味。それをInstagramなりTwitterなりで不特定多数に発信すればワーク。ま、これはそんなに厳密に考えることじゃないけど。

 

で、ほとんどの人はジョブだと思うんです。私は幸いにも仕事がワークになっていますが、ジョブが間違っているとは思いません。私は新卒でやりたい仕事に正社員になれました。でも、正社員じゃなかったら、ジョブでいいから安定した仕事に就いていたはずです。

 

 

自分にワークを作る理由

ジョブの方。どんなものでもワークを作るべきだという理由をこの本は説いています。愚痴でもいいし、文句でもいい。それを表現にすると精神がだいぶ安定するのです。

 

私の場合はこのブログで思ったことをただ書いているのと、写真を撮って人に見てもらうことがワークです。(本業も楽しく働けているので、恵まれています)この本では表現の仕方を漫画にしているわけです。

 

個人的には写真をオススメしたいですね。なぜなら簡単だから!ボタンさえ押せば写真は取れます。コンデジでも携帯でも。写真を撮る楽しみが味わえるのはミラーレスからだとは思いますが、中古なら3万くらいから揃えられます。(カシャッって音を耳だけじゃなく手で感じるのも楽しいんですよ。スマホだとそれはないんですよね。写真だけならそれでも十分なんだけど)で、それをSNSに上げると。1件でも2件でもイイネがつくと嬉しいもんです。すると、外に出るのがちょっと楽しくなります。営業先でちょっと時間があいたら写真。待ち合わせ場所に10分先について写真。それをそのままアップ。どうでしょうか?楽しいかもと思えませんか?

 

一応、注意してほしいのはイイネを求めすぎるのはダメです。疲弊します。あくまで人に見てもらう場所に置くことが大切で、客の入りは気にしちゃいけません。

 

ただ、写真は生活の一部を切り取るのは出来ても、それをストーリーにしたり自分の中の「想い」を具体的に提示するには向きません。というより難易度が高い。漫画や小説は写真より技術のあるなしがモロに出ますが、「想い」をストレートに表現できます。だって、「生活が辛い」の一言だけでも表現だから。写真で「生活は辛い」と表現するのは中々難しい。

 

絵が得意な人は漫画やイラストを書けばいいし、文章が得意な人はコラムなり小説を書けばいい。例えば、配達員の方。Amazon出現以降の働き方と今の状況を漫画にしてみてください。読まれると想いますよ。僕は読みます。例えば、立体駐車場の誘導係の方。今日の変わったお客さんとかコラムにしてみませんか?読まれると想いますよ。やっぱり僕も読みます。

 

 

最後に今日の1枚。in日比谷公園

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