30歳。2人の子持ち親父の育児・仕事日記

30代中盤男性の育児日記です。共働き、男の子2人の4人家族。育児について、仕事について、お金についてを徒然なるままに。

とんねるず的なものはまた復活するであろう根拠

東洋経済の「とんねるずがここまで時代錯誤になったわけ」という記事が話題です。

 

この記事の正否はどうでもいいとして、私は「とんねるず」は時代錯誤でも、「とんねるず的なもの」の時代はすぐそこにあるのだと思います。

 

とんねるず=ヤンキー ダウンタウン=オタク

と定義されています。これは本当にそう思っていて、ダウンタウンって若いころは無茶苦茶でとか言うけど、ちゃんと養成所言ってるわけで。他の例えだと、前田日明アウトサイダーで練習しないヤンキーと練習ガッツリやってる格闘技オタクみたいな。

 

とんねるず的なものの復権理由

笑いはどこかで差別的なものだからです。「保毛尾田保毛男」「ブラックフェイス」はモロな問題だったにしても、ハゲをいじったり、デブをいじったりのあれです。

 

笑いに差別が含まれるという指摘に対する反論はいくつかありますが、「人を傷つける笑いなんて笑えない」というものが一番多いです。さて、「人を傷つけない笑い」とは何でしょうか。「差別のない笑い」とは何でしょうか。(とんねるずと対照的な芸人として出川哲朗がネットでは上げられています。優しいから。だそうです。私も出川さんは大好きです。でも、この指摘は間違っていると思います。出川さん自体が差別される対象に自らなっているからです。そして、それを真似していじられる人もいるからです。)

 

 

欽ちゃんが「人を傷つけない笑い」と言われますね。確かにそうでしょう。

 

でも、自分が若い時。それを面白いと思えたでしょうか。もっと尖ったものを見たい。差別的でいいから笑いたいと思ったのではないでしょうか。

若い時はそういう笑いを求めがちです。

 

ネットがコンプラ無視に拍車をかける

テレビの世界はそれでも多くのスタッフが関わっている分、コンプラは働くかなと期待しています。もちろん、え!?今この時代に?という番組や演出もありますが。しかし、ネットはそれがないんですよ。そして若い人ほど、当たり前にインターネット発のコンテンツを消費しています。

 

テレビがコンプラで縛れば縛るほど、若い人は何でも出来る、差別的な発言だってできるネットコンテンツを求めてしまいます。

 

 

個人的にはとんねるず的なものはすでに産まれていると感じています。YouTuberのヒルさんやレペ球は完全に昔のとんねるずと同じ消費のされ方ではないでしょうか。