30歳。2人の子持ち親父の育児・仕事日記

30代中盤男性の育児日記です。共働き、男の子2人の4人家族。育児について、仕事について、お金についてを徒然なるままに。

子供を撮るにはa7iiiが最高なんです。レンズ以外は。

前も書きましたが、sonyのミラーレス一眼「a7iii」を購入しました。

 

私はカメラ初心者です。昔から一眼は持っていましたが、たいして使わずホコリをかぶっておりました。これではいかん!と一念発起しa7iiiを購入。快適なカメラライフを送っております。

 

なぜCanonでもNikonでもなくsonyを選んだのか。ご参考までに。

 

Canonの色が好きになれない。

Canon派の人、本当にすいません。いや、きれいだなーと思う時はあるんですよ。特に人の肌の描写はすごいんです。本当。

昔から、人(特に女性や赤ちゃん)を撮るならCanon、景色(特に工場とか廃墟とかの人工物)ならNikonと言われてました。

 

なんとなく色が派手な気がして苦手なんですよ…といっても今はLightroomとかでだいぶ編集してからあげるので、あんまり違いを意識しなくていいんでしょうが。

 

私の最初の一眼はNikon。単純に人を撮ることがなかったので。

今は子供も2人産まれ、最後の最後までCanonと迷いました。子供をちゃんと撮るにはやっぱりCanonなんではないか…自分の趣味を度外視して家族のことを第一に考えるべきではないか…でも色が…

 

 

結局自分の欲望に負けsonyにしました。

 

以下、それでもsonyが子供を撮るのに最高と言い張る文章が続きます。

 

瞳AFが素晴らしい。素晴らしすぎる。

これですよ。これ。

一度、瞳をフォーカスするとそこから被写体が動いても追尾してくれるんです。この精度がまー高い!

 

子供って動くじゃないですか。走り回るだけじゃなくて顔も取れるんじゃないかってぐらいグラングランしますよね。

 

すると、当然ピンとは合いません。特に開放でとれば見るも無惨な状況に。。。

 

そこで瞳AFですよ。子供の瞳をロックオンして後はシャッタースピードだけ上げればほどぶれません。最高です。

 

もちろん被写体が動くのは子供だけじゃありませんから、どんな場所でもこの昨日は使えますよね。

 

sonyの弱点は…レンズの値段高杉!

です。とにかくsonyはレンズの値段が高い。私は今は単焦点と呼ばれるレンズを一点のみ使用しています。(sonner 55m 1.8F)

今後、運動会や文化祭でズームレンズが必要になると思うと…ぞっとします。普段は街中スナップなので、ズームあんまりいらないんですよ。。。

 

sonyは大手2社に比べるとサードパーティーがちゃんと入ってきておらず、ほぼsonyの純正のみだから高いんですね。sigmaが出すらしいんですが、どうもこれも高そうで…

 

 

これから子供用にカメラを買おうという方。

まず、sonyストアか何かで瞳AFを体験してみてください。必要ないなと思ったら迷わずCanonにしましょう!

赤ちゃんはいやらしいくらいキレイに、色合いが強くでます。万人が見て「かわいい赤ちゃん」の写真だなと思うはずです。

Niconはまぁ…めっちゃかっこいい写真が撮れるけど、人物向きではないな笑

 

オリンパス富士フイルムも悪くないですが、2大メーカーはレンズの種類が段違いなので、結局値段が安くなるんですよ。この点でも2大メーカーがオススメ。

 

家計から出すんだから、何かしら説得力を持たせないと買ってもらえませんよね。sonyが欲しい人は瞳AFで、Canonが欲しい人は子供を撮るにはここ!って感じで説得してください。NIkonは…お任せします笑 でもかっこいい写真が撮れるのはNIkonなんだよなぁ…

チームラボ豊洲に3歳と1歳の息子を連れて行ってきたよ。

話題になっている「teamLab Planets TOKYO DMM.comに行ってきました。

 

小さい子供を連れていきたい、って人も多いと思うので注意点やら何やらを書いてみます。

 

 

子供も楽しめるエンタメスポット

色々言いたいことはありますが、とりあえず楽しめるのは間違いない。特に白いバルーンがある部屋はお子さんには最高。キャーキャーいいながら騒いでました。

 

様々なコンセプトの部屋があって、そこに視覚的、身体的な仕掛けがあります。

順番を簡単に紹介しましょう。

①水が流れる坂道。

②無印の人をダメにするクッションが大量に置いてあるような部屋。歩くのに一苦労!

③シャンデリアと鏡の部屋。

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分かりづらいけどこんな感じ。天井も床もガラス張りで、部屋中にシャンデリアが垂れ下がっているようなイメージです。きれいなんですが、何より鏡が圧巻。

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表現力がなくてすいません。これ何を写しているか分かります?

 

床にカメラを向けたんですよ。上下全部鏡だからこんな風に床の下に人がいるみたいに見えるんですね。インターステラーみたい。

 

④魚が投影されている水の部屋。

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膝下くらいまで水が溜まっている水の部屋。分かりづらいですが光っているのは鯉です。プロジェクションマッピングってやつ?なんですかね。

 

⑤白いボールいっぱいの部屋。

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ここ特に説明もないですが、子供が一番楽しめる部屋かも?子供を追いかけ回していてほとんど写真を撮れなかった…

 

⑥最後は寝転がってみれるお花のプラネタリウム

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です。当然、ここも床が鏡なのでかなり幻想的。ずっとここで寝っ転がっていたい…

 

ここまでが簡単な流れ。以下は注意点です。

 

とにかく熱中症に注意!

チケットを買うでしょ?時間が指定されるんですが、表記が17:00〜17:30みたいな感じなんです。これ、17:00に入って17:30までの入れ替え制かな?って思うでしょ。違うんです

17:00から並びはじめってOKってことなんです。

 

自分の時間までは後ろのテントで待たされて、時間になってようやく並ばされ…だいたい1時間くらいは並ぶ覚悟が必要。

 

周りにコンビニとかマジでないぞ!

最寄り駅は新豊洲駅。駅にコンビニとかないです。隣のコンビニもないです。スーパー?あるわけないです。チームラボの中で水のペットボトルは売ってます。が、ずっと売り切れだそうです。水分は絶対に持っていきましょう。隣のフットサル場の自動販売機はありますが、基本は水分の現地調達はできません!

 

服が濡れたら次の部屋はいけません。

④の水の部屋。子供も入ってOKですが、服が濡れると次の部屋は進めません。走って転んだりはもちろんですが、身長が低いと歩くだけで服が濡れちゃいます。注意しましょう。

 

 

楽しいスポットであることは間違いないです。ただ、この時期に行列に並ぶのは子供には過酷。ちゃんと準備してから臨みましょう。

 

 

 

sonyのa7iiiを購入。子育をいいわけにして自分のためにお金使ったっていいじゃない。

sonyのフルサイズミラーレスを購入。23万?くらい。レンズは55mの単焦点

 

社会人1年目にニコンのD3500を使っていたがここにきてソニーに乗り換えた。といっても、ここ3〜4年はほとんどカメラを使っていなかったけど。

 

ソニーに決めたのはフルサイズだし、何よりオートフォーカスが優れてて動画向きだったから。子供が大きくなって動画を撮る機会も増えるだろうしね。

ただ単焦点レンズしかないから…ズームレンズがほしい…高い…

 

子供のためのカメラ購入。でも本当はもう一つ目的があったりする。

 

もともと、街歩きが趣味だったんですよ。知らない街をほっつき歩いて見つけたお店に入って…休みの日もずっとブラブラ。

 

 

ところが子供が産まれたらそうはいかない。当然、子育てで時間がなくなる。

一回一回の街歩きをもっと大切にして、記録に残そう。それが購入の最大の理由でした。

 

 

子育て中の皆様。趣味に使える時間なんてほとんどないじゃないですか。だったらその時間の質を上げなくちゃ。別に記録に残さなくたっていいから。SNSで発信なんかしなくていいから。

家族のため!って言いながら自分のためにもお金使いましょう笑

 

 

この前、渋谷をウロウロした時に撮った写真。渋谷の清濁併せ呑む感じがちょっとだけ表現できた?なんて思ってる。自画自賛

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ちなみに、これから1〜2年はお小遣いがマイナスになります。

漫画「ニューヨークで考え中」はやっぱり素晴らしい

わか1月に近藤聡乃さんの漫画エッセイ「ニューヨークで考え中」の二巻が発売されていた。最近、漫画をチェックしてなくてようやく買って読んだ。一巻あれだけハマったのに。クソー!!!

 

あいかわらず素晴らしい。

 

何がいいってニューヨークの「日常」を感じ、観察し、描いていること。

カフェで勉強している時に

ニューヨークの暖房は

ありふれた日常を淡々と描いている。

 

スゴい。

ニューヨークだから書けるってわけじゃなくて、筆者にとってあそこはあくまで日常の生活の場。

 

考えてみてほしい。日常の生活で見開き1ページ分の漫画になるネタなんてあるか?

たぶん、ほとんどの人がない。私だってない。映画観たり本読んだりした感想とか、仕事なら少しは語れるけど、単なる日常からネタを見つけるって本当に難しい。

 

近藤さんはそれを難なくやっている。それがスゴい。

日常ってつまらなく見える。でもそれを淡々と面白く描く。

数々のエッセイや漫画も読んだけど、ここまで「日常」を面白く丁寧に書いているのってあんまりない。

 

この世界の片隅に」も、日常を愛し、肯定した映画だった。ついついドラマチックな物語に心を奪われる。でもそんな出来事なんて滅多にない。だから惹かれるし憧れる。

 

日々の暮らしでもそうだ。

 

転職すれば新しい自分になれるんじゃないか。

セミナーに行けば何か変わるんじゃないか。

 

それこそ、ニューヨークに行けば

 

とかとか。

 

もちろん、それが悪いわけじゃない。

 

でも、日常を肯定して、少しだけアップデートする。

それが一番難しいんだけど、「なりたい自分」みたいなものへの近道。

 

近藤さんが言う「気がつけば6年経ってた」

なんてことない言葉だけど、そんなことを考えながら読むとちょっとやられる。

 

ついつい神がかった変化を求めちゃうけど。

 

結局、日常をちょっとだけ頑張る。ちょっとだけ変えてみる。

当たり前だけど難しい。

「ニューヨークで考え中」はそんな自分をちょっとだけ勇気付けてくれた。

 

レンタサイクルで通勤して思ったこと

近所でレンタサイクルを借りる。

ポート(駐輪場)にはスーツ姿の男性、私服で自転車のモニターを確認する若者。大学生だろうか。

 

レンタサイクル千代田区中央区が実施している自転車シェアリング広域実験だ。

乗り捨て可能なので、家の近所で借りて、会社近くで乗り捨て便利な世の中だ。しかも安い。

 

モニターをチェックしバッテリーが残っている自転車を選ぶ。以前、残り30%のを借りてしまったことがある。同じミスは繰り返せない。

 

 

勝鬨橋を抜けて築地。

仕事を終えた市場関係者が、笑いながらターレーを動かしている。これから寝るのだろうか。

親子でターレーに乗っている。「跡取りが見つからず店を締める。」そんな話を数多く聞いた。彼らは無事、お店を続けられるということなのだろうか。

 

築地市場が無くなってしまうことをはじめて寂しく思った。

 

 

銀座。

朝早いから、といっても9時くらいだが、流石に人通りは少ない。

いつもは中国人観光客がごった返しているが、中国語は聞こえてこない。ただ、欧米から来たと思われる人々がジョギングやらサイクリングを姿を見た。

お国柄なのかな。朝から汗をかくのは。

僕も自転車漕いでるけどね。電動電動。自力はいかんよ。自力は。

 

 

有楽町から皇居。

皇居ランナーはほとんどいない。でも、白人のランナーはいる。朝っぱらからすげーなー、ってのと同時に日本で働いているのかな?だったら出勤時間は?いや、観光客?旅行中なのに走るか?

色んな疑問が浮かぶ。でも向こうは走ってるし、こっちは自転車。当然話かけられないし、話すつもりもない。

 

 

唐突だけど、好きな旅番組がある。芸人2人が国内・国外を少人数のスタッフと旅するってやつだ。

大好きだった。DVD持ってる。そんな番組が最近つまらない。

 

なんでだろう。

そうだ。

 

目的地と目的地をつなぐだけで、道中が無くなったからだ。

移動はロケ車。目的地に着いたらロケして、また別のロケ先へ。

芸人さんからのお願いなのか、番組の意向なのかは分からない。

昔は急に変な人にあったらり、トラブルが起きたり、移動がエンタメになっていた。いや、移動こそがこの番組最大の面白ポイントだったんだ。

でも、それが無くなった。面白くなくなった。

 

そんなことを自転車に乗りながら思った。

いつも電車の中は本を読むか寝るだけ。音楽は最近、アップルミュージック解禁になったミスチル

昨日の「通勤時間」なんて全く覚えていない。

 

でも、今日の「通勤時間」はたぶん覚えてる。あのターレーに乗った親子も、ランニングする白人さんも。

 

日々、仕事も家事も育児も最適化して生きている。余計なことに頭を使わないように。全部使えばパンクしちゃうから。

最適化は大切。ものすごく大切。

 

それでも、たまーに最適化の呪縛を解いてみる。

 

案外、そんなことが日々の暮らしを楽しくする。

いつもより15分くらい家を早くでなきゃいけないけど。

いつもより150円くらいお金かかるけど。

 

 

ちなみに、その旅番組はまだ見てますよ。その芸人さんはまだ好きだしね。

イオン幕張新都心。フードコートはイマイチ…ファミリーモールがキラーコンテンツ

お台場のダイバーシティに続いてのショッピングモールレビュー。

今回はイオン幕張新都心

 

何度か行ったことはあるんですが、先日、初めて半日近く滞在。今まではロッテの試合を観戦したり、幕張メッセに行ったついでにご飯を食べたりするだけでした。

 

フードコートのラインナップは何とも…

これ!ってやつがありません。フードコートなんてどこも一緒なんだから…と言う人もいますが、今は各デパート、ショッピングモールが「ご飯」に力を入れています。日本最大級のショッピングモールなんだからもうちょっと何か…こう…あっただろう!って感じ。

 

ダイバシティー豊洲ららぽーとは食べる場所をお店が囲むという配置で、何を食べようか周りを見渡せば比較できるんですが、なぜか入り組んだ形のためそれも出来ず。配置もちょっと不親切です。

 

座席数は多いんですが、混雑時はもうなんとも…全く座れません。土日の混雑は異常。

まあ、近くに飲食店が少ないので仕方ないんですが…

 

広い!とにかく広い

初めていくと軽くヒキます。広すぎ。広大すぎ。

 

モールは4つあります。4つ。4つですよ?

グランドモール

「大人」のライフスタイルモール。フードコート、服、家具など一般的なショッピングモールで手に入るものはここで買えます。

ファミリーモール

「ファミリー」のライフスタイルモール。トイザらスASBeeなどの子供向けショップが多く並びます。

アクティブモール

「スポーツ&家電」のライフスタイルモール。電化製品はノジマ電気、スポーツ用品は様々なショップが入ってます。

ペットモール

「ペット」のライフスタイルモール。私はペットを飼っていないので素通りでしたが、犬同伴OKなので歩いてて楽しい。

 

グランドモールが使いづらい!

でかすぎて何があるか把握できません。服を買う時っていくつかお店を周って比較して買いますよね。それが広すぎてとにかく疲れる…ネット以外で服を買うのって試着して比較して買うのがいいわけで、比較しづらいのはマイナス。前、なんかの本で読みましたが、人は選択肢は少ないほうが幸せを感じるそうです。ここは選択肢が多すぎるんでしょうか…

 

さらに、海浜幕張は駅前にアウトレットモールがあります。値段が大きく変わるわけじゃないんですが、並んでるものはそこまで変わらないし、アウトレットの方が駅チカだしね。グランドモールの使い方はいまいち分かりませんでした。

 

ファミリーモールは最高!

子連れにとってメインはここでしょう。トイザらスなどおもちゃが大量に並んでるので子どもも飽きません。とりあえず自由に走らせておけばOK。ちなみにごちそうパークという子連れ向けのフードコートもあります。

KALDIがあるのも◎。KALDIの、あの美味しいコーヒーが飲めます。あれ、何であんなに美味しいんでしょうかね…

 

注文住宅の相談カウンターもあります。商売上手です。

 

駐車場に要注意!

特にグランドモールの駐車場は混雑します。5〜6階あるはずなのに満車の時も…

また、お目当てのモールに停められなかった時は相当歩かなきゃいけません。私は妻を近くで降ろしてグランドモールのフードコートで待ち合わせでしたが、駐車場がいっぱいで…結局、ファミリーモールに停めました。ファミリーモールを通って、ペットモールを通り、ようやく目的地へ…と思ったら、フードコートはモールは端っこ…10分以上は歩いたと思います。

 

総じて広すぎるので、目的を決めて行く人にはオススメできないかな。目的地までめちゃくちゃ歩かされるので。特に服が欲しい人はアウトレットが近くにあるから、そこまで必要性を感じないです。ただ、1日ブラブラするにはいいと思います。

特に、ファミリーモールは子連れの方に文句なくオススメです。

 

仮想通貨って結局どーなのかしら。

何かと話題の仮想通貨。

やれ「投機行為だ」の、やれ「ノミ行為」だの色々言われちゃってます。ただ、あれはコインチェックの問題であって、仮想通貨そのものがダメになっちゃうのは勿体無いなあ。思想としては悪いものじゃなかったのに。

 

あと友人と話してたら仮想通貨はビットコインだけだと思ってる人が多いこと多いこと。色々あるんですよ。僕は今回流出したネムイーサリアム持ってるんでけどね…まあ、損はしてますよ。ええ。

 

仮想通貨はリバタリアン

リバタリアンも色々ありますが、要は個人の自由を求める思想です。国家が経済に介入すべきではないと考え、いわゆる小さな政府を求めますし、個人も他者に迷惑をかけない限り自由が保障されると考える思想。(ちなみに私はこれです)

 

仮想通貨は国家に保障されずシステムでセキュリティを担保し安全を作っています。(ブロックチェーンというものですが、これについて知りたい人は本を一冊か二冊読んでみてください。)国家に属さないことに対し、通貨と呼ぶのをやめようなどの批判がありますが、これは的外れ。いや的を射ているか。要は今の通貨の基準にあっているかどうかは本質的なことじゃない。使う人の間で安全が確認されていれば、通貨の機能を果たしているのです。これは国家に縛られないというリバタリアンの思想と一致します。

 

別の経済圏を作る

これは仮想通貨の真の姿。例えば、超超単純化すると。私がある仮想通貨「X」を作ったとします。で、知り合いの農家、酪農、家電メーカー、喫茶店…などで使えるようになったとします。この中でその仮想通貨を使い続けます。だんだん、うちも入れてくれという店が増えたとします。私はこの仮想通貨「X」だけあれば生活できるようになります。でも「X」の使える業種の中に牛丼屋がありません。私は牛丼を食べるためだけに円を使うことになります。

 

つまり、「X」と「円」で2つの経済圏を持つことになります。これがポイント。今までは円を稼ぐことだけ考えてきましたが、「X」を稼ぐことで生活できるようになる。「円」は遊ぶために、贅沢するために稼ぐだけよくなる。となると、円を稼ぐだけの普通の仕事なんてしなくてもいい…これが仮想通貨が作る社会です。

 

これは佐藤航陽さんの「お金2.0」にも書かれていますね。

 

インチェックの大罪

相当にセキュリティが甘く、仮想通貨のイメージを一気に悪くしちゃいました。日本は仮想通貨大国になれたのに、これは大きなマイナスです。

さらにこれがまずいのが、ノミ行為をやってたんじゃないかって疑いがあること。

例えば、私がコインチェックでビットコインを100万円買ったとします。コインチェック側は入金を確認、私にも100万円分のコインチェック購入が画面で確認できてます。でも実はビットコインは買われておらず、画面上だけの「情報」だったらどうします?ビットコインが懐に入れてたら…

 

元々、仮想通貨は仮想だったのにさらにそれを仮想にしちゃったっていう…もはや概念の戦いになってきた感があります。楽しくなってきました。