30歳。2人の子持ち親父の育児・仕事日記

30代中盤男性の育児日記です。共働き、男の子2人の4人家族。育児について、仕事について、お金についてを徒然なるままに。

りゅうちぇるさんの入れ墨問題に玉虫色ながら回答を出そうと思う。

りゅうちぇるさんがタトゥーを入れたらしい。で、それをSNSにアップしたところ、批判が相次いだと。りゅうちぇるさん本人、批判そのものにも賛否両論が巻き起こってます。

 

いくつか議論すべきポイントがありますね。まずはタトゥーそのものについて。

 

怖いと思う人がいる→タトゥー以外にも怖いものはある

例えば、金髪で日焼けした目つきの悪いマッチョが風呂に入ってきたら…ブツブツ話ながら髪の長い人が入ってきたら…はい。怖いです。めっちゃ怖い。

ということで、怖いと思う人がいるなら、タトゥー以外にも怖そうなものは排除すべきです。なので、この指摘には意味がありません。

 

タトゥーに偏見がないが、迷惑行為をする人が多い。

これも最近Twitterで良くみますね。上と同じ理由でタトゥー入ってる人にも入ってない人にも迷惑行為をする人がたくさんいます。別にタトゥーは関係ない。これを理屈として持ってくるなら、入ってる入ってないで統計を出すべきです。以前Twitterで迷惑行為した通帳バカッターがいましたが、ほとんどが頭の悪そうな学生でタトゥーを入れてるような人はいませんでしたが。

 

タトゥー入ってる友人はいるけど…

お決まりのこの文句。「私は偏見ないよ!友人いるもん!でもね…」。友人いるからどうしたの?って感じ。全く意味のない言葉です。これを言えば自分は差別してない善の人と言いたいのでしょうか。前のエントリーでも書きましたが、「私の学校のヤンキーは優しい人が多かったよ!だから、日本中の学校にイジメはありません」って言ってるのと同じです。自分の周りの出来事をそのまま全体にも適用できると思考してしまうのは決して頭のいい行為だと思いません。

 

輸血が…子供が…

別に他人に関係ありません。輸血するしないも個人の理由。子供に説明しづらいとか、子供がプールに行けなくてかわいそうとか、他人に関係ないでしょう。虐待してるわけじゃないんだから。

 

 

と、りゅうちぇるさん擁護をしてきましたが、私は完全にりゅうちぇるさんを支持するわけではありません。

 

タトゥー差別はLGBTや部落差別とは違う

LGBTや部落差別は先天的なものです。生まれながらに決まっていてます。逃げることは非常に難しいです。そういったものを自らが選択して入れたタトゥーと同じように語るのは間違っています。確かに偏見や差別はあると思いますが、それを他の差別と同じステージで語るべきではありません。

 

タトゥーは反社会的勢力の目印だった

今は決してそうではありませんが、日本では反社会的勢力と入れ墨が結びついていたという文化があります。外国の文化だから…という意見を理解は出来ますが、日本にも日本の入れ墨=タトゥー文化があるんです。反社会的勢力を見分ける一つの判断材料が入れ墨だったのです。民間施設は一般の人のが反社会的勢力と一緒になるのは怖がるので、入れ墨で判断し入店を拒否する…これはある程度仕方ないことなのでは?と思ってしまいます。

 

ただし、国や助成金をもらっている施設でやるべきではない。

国民の基本的人権は必ず守られるべきです。タトゥーを入れていようがいまいが。民間ではなく国、または助成金をもらっている施設はどんな人であれ入店を断るべきではありません。

 

ということで玉虫色の結論ですが、私がこのニュースで思うことです。(個人的にはタトゥーを怖いとは思わないので、別に一緒になっても平気です。)

タトゥーとは別にりゅうちぇるさんのSNSでの発言は勇気のあるもので、彼自体は結構好きになりました。「変えていきたい」というのは中々言えないですよ。

 

 

今日の1枚。in銀座

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とんねるず的なものはまた復活するであろう根拠

東洋経済の「とんねるずがここまで時代錯誤になったわけ」という記事が話題です。

 

この記事の正否はどうでもいいとして、私は「とんねるず」は時代錯誤でも、「とんねるず的なもの」の時代はすぐそこにあるのだと思います。

 

とんねるず=ヤンキー ダウンタウン=オタク

と定義されています。これは本当にそう思っていて、ダウンタウンって若いころは無茶苦茶でとか言うけど、ちゃんと養成所言ってるわけで。他の例えだと、前田日明アウトサイダーで練習しないヤンキーと練習ガッツリやってる格闘技オタクみたいな。

 

とんねるず的なものの復権理由

笑いはどこかで差別的なものだからです。「保毛尾田保毛男」「ブラックフェイス」はモロな問題だったにしても、ハゲをいじったり、デブをいじったりのあれです。

 

笑いに差別が含まれるという指摘に対する反論はいくつかありますが、「人を傷つける笑いなんて笑えない」というものが一番多いです。さて、「人を傷つけない笑い」とは何でしょうか。「差別のない笑い」とは何でしょうか。(とんねるずと対照的な芸人として出川哲朗がネットでは上げられています。優しいから。だそうです。私も出川さんは大好きです。でも、この指摘は間違っていると思います。出川さん自体が差別される対象に自らなっているからです。そして、それを真似していじられる人もいるからです。)

 

 

欽ちゃんが「人を傷つけない笑い」と言われますね。確かにそうでしょう。

 

でも、自分が若い時。それを面白いと思えたでしょうか。もっと尖ったものを見たい。差別的でいいから笑いたいと思ったのではないでしょうか。

若い時はそういう笑いを求めがちです。

 

ネットがコンプラ無視に拍車をかける

テレビの世界はそれでも多くのスタッフが関わっている分、コンプラは働くかなと期待しています。もちろん、え!?今この時代に?という番組や演出もありますが。しかし、ネットはそれがないんですよ。そして若い人ほど、当たり前にインターネット発のコンテンツを消費しています。

 

テレビがコンプラで縛れば縛るほど、若い人は何でも出来る、差別的な発言だってできるネットコンテンツを求めてしまいます。

 

 

個人的にはとんねるず的なものはすでに産まれていると感じています。YouTuberのヒルさんやレペ球は完全に昔のとんねるずと同じ消費のされ方ではないでしょうか。

「労働者のための漫画の書き方教室」を読んで

という本と読みました。最近、読む本読む本が本当に面白くて嬉しい。ハズレばっかりの時ってあるよねぇ何読んでも面白くないって時。自分のテンションもあるんでしょうけど、単純に本運悪い時ってあるんですよ。一つは自分の力量以上のものに手を出したってことなんでしょうが。

 

「労働者のための漫画の書き方教室」

凄まじく良い本で、このタイミングで読めたことがありがたい。

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簡単に説明といっても「労働者のための漫画の書き方教室」以上に言いようがないのですが、労働者はなぜ、漫画を書くべきなのかを説いた本。漫画家になりたいとか、これで一儲けしたいなんて人は読んじゃダメです。あくまで本業があって働きながら表現をする意味がある。ということです。

 

ジョブとワークという概念。

  • ジョブ職業としての仕事。お金を稼ぎ、生活をするための仕事。
  • ワーク人生において、自分のためにする仕事。趣味とかなり近い。

です。ワークを趣味と近いと書いたのは同義ではないという意味。私の定義ではワークは生産、趣味は消費かな。写真を撮るだけなら趣味。それをInstagramなりTwitterなりで不特定多数に発信すればワーク。ま、これはそんなに厳密に考えることじゃないけど。

 

で、ほとんどの人はジョブだと思うんです。私は幸いにも仕事がワークになっていますが、ジョブが間違っているとは思いません。私は新卒でやりたい仕事に正社員になれました。でも、正社員じゃなかったら、ジョブでいいから安定した仕事に就いていたはずです。

 

 

自分にワークを作る理由

ジョブの方。どんなものでもワークを作るべきだという理由をこの本は説いています。愚痴でもいいし、文句でもいい。それを表現にすると精神がだいぶ安定するのです。

 

私の場合はこのブログで思ったことをただ書いているのと、写真を撮って人に見てもらうことがワークです。(本業も楽しく働けているので、恵まれています)この本では表現の仕方を漫画にしているわけです。

 

個人的には写真をオススメしたいですね。なぜなら簡単だから!ボタンさえ押せば写真は取れます。コンデジでも携帯でも。写真を撮る楽しみが味わえるのはミラーレスからだとは思いますが、中古なら3万くらいから揃えられます。(カシャッって音を耳だけじゃなく手で感じるのも楽しいんですよ。スマホだとそれはないんですよね。写真だけならそれでも十分なんだけど)で、それをSNSに上げると。1件でも2件でもイイネがつくと嬉しいもんです。すると、外に出るのがちょっと楽しくなります。営業先でちょっと時間があいたら写真。待ち合わせ場所に10分先について写真。それをそのままアップ。どうでしょうか?楽しいかもと思えませんか?

 

一応、注意してほしいのはイイネを求めすぎるのはダメです。疲弊します。あくまで人に見てもらう場所に置くことが大切で、客の入りは気にしちゃいけません。

 

ただ、写真は生活の一部を切り取るのは出来ても、それをストーリーにしたり自分の中の「想い」を具体的に提示するには向きません。というより難易度が高い。漫画や小説は写真より技術のあるなしがモロに出ますが、「想い」をストレートに表現できます。だって、「生活が辛い」の一言だけでも表現だから。写真で「生活は辛い」と表現するのは中々難しい。

 

絵が得意な人は漫画やイラストを書けばいいし、文章が得意な人はコラムなり小説を書けばいい。例えば、配達員の方。Amazon出現以降の働き方と今の状況を漫画にしてみてください。読まれると想いますよ。僕は読みます。例えば、立体駐車場の誘導係の方。今日の変わったお客さんとかコラムにしてみませんか?読まれると想いますよ。やっぱり僕も読みます。

 

 

最後に今日の1枚。in日比谷公園

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セレクトショップ→ユニクロ→ZOZO→セレクトショップに変えた話

服ってどこで買っていますか?

ほとんどの方がユニクロを中心としたファストファッションではないでしょうか。かくいう私も持っている服の7割はユニクロです。(ZARAH&M、GUは買いません。質うんぬんもありますが、単純にユニクロが一番近いんです)

特に夏場はユニクロ率が高まりますね。オープンカラーシャツにタンクトップ、短パン、サンダル…ぜんぶユニクロです。オープンカラーシャツは色違いで4着持ってますもん。夏って汗もかくし、冬ものみたいに長く着るのイメージじゃないので安いのにしたくなります。肌に直接触れるものばかりだからね。

 

ということでタイトルはやや間違いで、未だにユニクロは買い続けてます。比率の問題です。

 

大学生→背伸びしてセレクトショップ

渋谷でよく服を買ってました。コートに5万、ジャケットに4万…大学生にしてはバイトやらなんやらで金を持っていたので、相当つぎ込みました。当時は海外旅行くらいしか趣味がなかったので、日常的に支出は服のみ。酒も飲まなかったし。月の収入の7割は洋服って感じ。

ただ、この時は自分が欲しいものをとりあえず買うってスタイルだったので、アウターばかり増えました。ファッションセンスの無い人がする典型的な買い物ですね。しかも、美容院に行くのは大嫌いだったため、服はいいのに髪はもっさりという最悪なパターン。茶色のコートを着ようもんなら、清潔感ゼロの薄汚れた男に…

 

社会人7年目まで→ユニクロオンリー

4年目までは平日はスーツだったので急に「2日間のために金かけるのものな…」と思い急にユニクロに舵を切り。スーツは1着だけ高いのを持っていますが、他は消耗品と思い青山ばかり。その後、異動で私服勤務になったものの、仕事着だしの言い訳のもとユニクロまっしぐら。

 

社会人8年目から10年目まで→ZOZO

久々に服を買う喜びを見つけてくれたZOZO。ありがとう。

暇さえあればZOZOを見る始末。セールではポチリ、新作でればポチリ…

あれはあれでいい経験だし、忙しい人はいちいち服な買いにいけない。しかもサイズが合わなければ返品できるので、サイズ感の心配もなし。いやーいい時代になったものです。

 

2018年7月から→セレクトショップ回帰

理由は簡単。「服そのものではなく、服が持つストーリーを好きになったから

ぶっちゃけ、ハイブランドの3万円Tシャツとユニクロの1000円Tシャツで価格以上の差なんて絶対ありません。5倍くらいの価値はあると思いますが、30倍なんてあるわけない。(僕自信もセレクトショップで無地のTシャツは買いません)

 

年をとるに連れて、そのもの背景とか物語って自然と読み解く力がついてくるじゃないですか。「ああ、これはこういう目的で作られたんだな」とか、「この商品のコンセプトが持つ意味は…」とか。ジョブズの東洋思想なんかは有名ですよね。ジョブズは若いころ、禅に傾倒しました。それが後のiPhoneへ繋がったとか繋がってないとか…

 

要はただ服を買ってかっこいいではなく、その製品がどんな意図で、何をコンセプトに作られたかが分かってきたのです。すると、急に全く違うの楽しみが出てきたのです。

 

これって結構大事な話。若いころは表面的な部分だけを見て良い悪いを判断していました。年をとると、というより仕事をして自分がサービスする側にまわると一気に視界が開けます。

 

自分が熱中しているものに関してこの気付きはもっと早いでしょう。20代、いや10代で気づく人もいるかもしれません。若い頃から好きなものを仕事にしてる人ってほどんどがコレだと思います。表面的なところから裏の物語やストーリーを理解しハマる。私はファッションを仕事にはしてませんので、このタイミングで気づくことになりました。

 

ファストファッションにそれはありません(ユニクロにはややあるんですけどね)ZOZOはいいんですが、それを勉強するにはやや薄いのです。ネットで得られる知識ってないんですよね。試しに、古着屋で見つけたブランドの名前を検索してみてください。正直、全然分からないです。そんな時に頼りになるのは…やっぱり店員さんですね。だからセレクトショップに戻ったんです。

 

ただ、誤解してほしくないのは、「気づかなければ悪い」わけではないのです。興味のない分野なんて別に表面でいいんですよ。

私はご飯に興味がないんですね。食えりゃなんでもよくて、牛丼とかマックで十分です。ランチは500円以下。たまに1000円以上かける人いますが…理解できません。金額以上の差があるとは思えないのです。もちろん、栄養があるないは大事なのでサラダは食べますよ。

私は料理とか外食産業の超表面を見て判断してます。安くて、美味くて、早いか。

 

ジャンルによっては背景を見て、ジャンルによっては表面だけ見て。

 

洋服をどこで買うかを考えてたらそんなことを思いついたのでメモ代わりに残しておきます。

 

最後に今日の1枚。in横浜

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昔からゲームが大好きで、独身時代はずっと部屋にこもってゲームばかりしてました。ドラクエ女神転生、フォールアウト、スカイリム、コールオブデューティー、マリオ、ダークソウルやらなんやら色々やってきました。書いたとおりメジャーゲームばかりです。中学・高校は比較的マイナーなのもやってましたけど。(FF7はやりましたが、それ以外は全然はまれませんでした。無双系とモンハンも馴染めなかった

 

とにかく時間がない

仕事でフルタイム働いて、帰ったら子供の世話と寝かしつけ寝た後も仕事か読書という生活を送っているので、中々ゲームをやる時間がありません。最近のゲームはボリュームたっぷりでクリアまで何十時間もかかる仮に50時間かかるとして、11時間出来ても50…2ヶ月近く。ん~気が遠くなる笑 幸いなことに?周りも未だにゲームの話で盛り上がれるやつらが多く、情報はたくさん入ってきます。が、、、さらに私はハマると永遠とやれてしまうタイプなので、仕事にも支障が出るでしょう。結局、スポーツゲームしか手元に残らなくなりました。1ゲームで区切れちゃうから。スパッとやめられます。今はパワプロ2018を毎日1ゲームだけ。基本、サクセスはやらずペナントだけやってる人なので、いつもどおりヤクルトスワローズで楽しく遊んでおります。もちろん、投壊中です。

(2018は大好きな栄冠ナインがあるんですが、まだ怖くて手をつけておりません

 

時間を割いてまでやるゲームがない

これも大問題?というかついていけなくなっているんでしょうか。昔はスカイリムやフォールアウトなどのオープンワールドを走り回ってるだけで楽しかった。でも、目的がないゲームを楽しむことが全然できなくなってきた…30分~1時間じゃ足りない。時間があればもっと楽しめるはずなのですでが、それをやろうと思えるゲームが最近ないんです。

 

フォールアウトやスカイリムに似たゲームや続き物も出始めていますが、正直、最初プレーした時の衝撃は超えられず。デッドライジングもファーストは最高だったんだけどなぁ

 

ドラクエはもういいかな。46は未だにやり始めたら睡眠時間を削る自信がありますがそれ以降はもう別にって感じでした。

 

それでもゲームをやりたい。やる意味はある

と思うのです。大人になるにつれ、ゲームなんかやらなくなる人が多くなります。でも、それってちょっと寂しくありませんか?

 

私の友人のお父さんがゲームやバラエティ大好きな人でいつも子供と一緒にゲームをやったり、テレビを見たり。ゲーム情報も子供より早かったりするそうです。こんな人になった方が家族も自分も楽しいですよね。きっと。私の時代はゲームはあくまで娯楽でしたが、子どもたちの時代はもしかすると仕事になったり、ある種の教養になっていくかもしれません。

 

蛇足ですが、ゲームってもっと詳しく見ると、エンタメ・エンタメ論として本当に深い。ゲンロン8のゲーム特集とか超面白いですよ。身体性とゲームの理論とか。

 

 

ただし、女神転生だけは別である。メガテンは至高。

語弊を恐れずに言うと今のゲーム業界で唯一まともにJRPGを作っているのは女神転生シリーズ(ペルソナ含む)だけだと思います。ドラクエFFオープンワールド方向へ舵を切る中、JRPGの中で異端だった女神転生のみ頑なにオープンワールドを拒否してます。上記したゲンロン8でペルソナの開発者のインタビューがのっていたのですが、これがめちゃくちゃ面白いんですよ。「オープンワールドJRPGの移動」。地味に見えるけど、ここに哲学があるんですよ。オープンワールドの方がリアルではないって話になるんですね。理由はぜひ読んでみてください。

【結論】やっぱりメガテンはスゴイ!

※ティルズは最近ちゃんとやってないので分からんです。ディズティニーはハマりました。

 

 

最後に今日の1枚。in浅草

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持っているスニーカーの良いところ悪いところをまとめてみようと思う part2

part2です。前回はアディダスニューバランスOnitsuka tigerとメジャーものばっかり、というかこれさえあればオールOKのスニーカーばかり。ま、それ以外もほとんどど定番なんですけどね。

 

前も書いけど、持ってるのはこんな感じ。

コンバース オールスター(USA企画のファーストモデル)白&青

コンバース ジャックパーセル 黒

アディダス スーパースター 白

NIKE エアフォース1 黒

ニューバランス 574 茶

ニューバランス 1300 グレー

Onitsuka tiger メキシコ 赤

VANS オールドスクール 黒

*ホカオネオネ クリプトン4 白×

リーボックポンプヒューリー 黒

 

こんな感じ。

 

NIKE

持ってるのはエアフォース1。所有しているものの中で唯一ハイテクスニーカーです。(厳密に言うとニューバランス1300もそうなんですがデザインはローテクっぽいっすよね)私、いわゆるハイテクスニーカーが得意じゃないんです。足元がボテッとするし、何より蒸れるイメージが強くてこれもやっぱりやや蒸れるのと、履いたり脱いだりするのが面倒なので正直、登場頻度はあまり高くないです。安く人から譲ってもらったので、思い入れもないですし

 

総じてNIKEは幅が狭いです。なので、合わない人にはとことん合わないと思います。

 

男性は女性より足のサイズを気にしない傾向にあります。スニーカーを履くことが多く、靴紐で調整できるからです。女性の靴は靴紐がないものが多く、後から調整がきかないため、男性よりシビアにサイズを見ます。

 

なのでデザインだけ見て、自分の好きなメーカーを決めてそこからずっと変えないって人。多いんです。でも実はメーカーによってやや作りが違うので案外探すと「こっちだったのか!」ってのが見つかるかも。(私はアディダスOnitsuka tigerかな。ニューバランスもいいけど、ちょっとだけ違和感がある)

 

 

VANS

正直、あまり合いませんでした。オーセンティックも昔履いてたんですが、微妙に合わなくて親指の付け根が痛くなっていや、多分、自分のサイズ選びが間違ってったんだと思いますが、2足続けてだったのでもうVANSを買うことはないかなー。

 

ホカオネオネ

有名YouTuberがハズムさんがススメてて一気に話題になったメーカー。元々ランニングシューズなのでABCマートとかじゃなく、ゼビオとかに売ってますね。私もゼビオで買いました。履き心地はスゴイ。ニューバランス以上。軽いし、ふわふわしてます。長時間歩いても疲れません。デザインはややランニングよりなものもあれば、普段履きでも問題ないモノトーンものもあります。私はベースが黒でソールが白を選びました。ただ、人によってはいいようのない違和感があるそうです。履いてて気持ち悪いといか。友人が通販で買ったものの、馴染めなかったそうです。確かにちょっと変わった感じがある靴なので、買う前に必ず試着しましょう。買いたいモデルじゃないのでもいいので、ホカを実感してみてください。

 

 

リーボックポンプヒューリー

正直、これもね。あんまり合わなかった笑 履き心地はニューバランスやホカオネオネに及ばないし隙間があるので、通気性はいいのかな?と思ったらそうでもないし。

利点は厚底なので、身長が盛れます。グッと高くなった気がします。

 

 

こんなもんでしょうか。

今後、買いたいのはOnitsuka tigerのセラーノ、リーボックDMX。スニーカーに2万以上かけたくないのですが、高額ラインだとアトランティックスターズ、エンダースキーマがほしいっすね。ま高すぎますが

【映画】インクレディブル・ファミリーが凄すぎてもう何だか色々混乱する件【ネタバレ超あり】

 映画、インクレディブル・ファミリーを観てきましたよ。

 

ネタバレするので見てない人はマジで読まないでください。

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家事!育児!世界の危機!

とか言ってるけどぶっちゃけどうでもいいです。そこは。いやまぁ、よくもないんだけど。育児とヒーローの両立は大変!みたいな話ではないのです。

 

ヒーローと大衆の関係を通して今の社会のあり方を問う

意外に骨太なのです。私の見立ててでは。見た人は分かると思いますが、あるシーンで明らかなメッセージが語られます。これがこの映画の本質です。

 

あらすじは超単純。主人公はヒーロー家族。父・母・長女・長男・次男の5人家族全員が主人公だと思う。多分。それぞれがヒーローとして特殊な能力を持っています。ただ、世界はヒーローの暴走を恐れ、彼らに法規制をかけています。正義のために働き、力を持っているのに不遇な生活を送るヒーロー。そこにある若手資産家が声をかけてきます。彼は根っからのヒーローファンで、世界中に広がる規制を廃止したい。そのために、ヒーローの力を見せなければならない。そう考え、まず家族の中からお母さんを抜擢。いろんな難事件を解決させるわけです。一方、残されたお父さんヒーローは家事・育児に悪戦苦闘…そうこうしている間に強力な敵が現れ…お母さんヒーローがピンチになって…

 

みたいな感じ。

 

ま、ほのぼの子供も一緒に見れるファミリー映画って感じでしょ?(実際、それは確かにそうなんだけど)

しかし、あるシーンで敵がウワッと喋ります。グワッと語ります。で、この内容がインクレディブル・ファミリーをある次元まで引っ張り上げます。

 

「ヒーローを待ち望む大衆とはいったい何だ。彼らはただ画面の中を見つめ、ヒーローが勝っただなんだと騒いでる。自分の人生を生きようとしない」

 

ざっくり言うとこういうことを言うんです。

 

さて、先程のあらすじに戻りましょう。

お父さんヒーローはずっと自分の努力が報われていないと思っていました。しかし、ひょんなことから家事や育児。つまり日常を生きるようになった。はじめは慣れない日常に戸惑うものの、少しづつ日常を受け入れていきます。「自分の人生を生きた」のです。

 

マーベルを筆頭としたヒーローもの。もちろん、ピクサー自身も含めた新しいヒーロー像の再提示を実験しているんです。

 

しかも、当然ながら現代への風刺も入ってるわけですね。誰でもスマホで情報を受け取れる時代。そこに主体はなくただ他人の人生に自分を投影する。そもそもヒーローとは画面で観るものです。古くはウルトラマン仮面ライダーもそうです。しかし、今は安く、簡単に感動や興奮が受け取れる時代。ヒーローがお手軽に消費される時代なんです。それでいいのか。そして、一日のうちほとんどを「画面」を見てすごす現代社会への強烈な問いかけ。

 

さらにここから踏み込むインクレディブル

ここまでならある話なんだけど、それでもヒーローちゃんと活躍するんだよねぇ…それがすごくて。そこも受け入れた上で次に進む。というか。ヒーロー像を否定して、アンチ・ヒーローになるのはたまに見かけるんだけど、それでも何事もなかったかのように問題解決してチャンチャンにするんだよ。ヒーローが日常を受け入れてさ。

 

ただし、ヒーローの日常との距離は描いたけど、大衆のヒーロー(感動や興奮と置き換えてもいい)がどう消費されるべきなのかは提示されません。あえてだとは思いますが。自分たちで考えろってことなんでしょう。多分ね。

 

なぜ今インクレディブルをもう一度やるのかという一本筋の通った思想を、どうやったら伝わるかを考え抜き、エンタメにした。あまりにも完成度の高い。スゴすぎる作品でした。

 

※みんなが言ってるので書かないけど「カメラを止めるな」もスゴイっすよ。今年1はこれかなー。2位が「インクレディブル」、3位は…「万引き家族」か「ラッカは静かに殺されている」かなぁ…今年はあんまり見れてないので後半がんばります。

 

※マーベルを引き合いに出してるけど嫌いってわけじゃないです。好きでもないけど。インフィニティーウォーは良さが分からなかった。ブラックパンサーは素晴らしかったです。

 

最後に今日の1枚。

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